415系も余命あとわずか!? 821系導入の話
先日発表されたJR九州の新型車両、821系とYC1系。821系は福岡地区向けの、YC1系は長崎向けの車両となるようです。
YC1系は平成30年1月に1編成、821系は平成30年2月に2編成が投入されることが発表されていましたが、追加で平成31年(2019年)以降にこれらの新型車両が40編成投入されることがわかりました。
新型車両も興味深いところですが、国鉄型車両好きの僕としては置き換え対象の車両が気になるところ。
YC1系は長崎地区のキハ66・67系を、821系は415系鋼製車を置き換えるものと思われます。たぶんキハ66・67系は完全に新型車両に取り換えられるだろうとして、415系は一体どれだけ置き換えが進むのか。
現在分かっていることは、YC1系が1編成、821系が2編成投入されることと、これらの新型車両が追加で40編成投入されること。
これらの情報をもとに、今後の置き換え車両を検討してみました。
キハ66・67系→14編成
415系大分車→19編成
415系鹿児島車→6編成
置き換えの対象になりそうなのはこの辺の車両。
新型車両43編成のうち14編成は長崎向けのYC1系、残りの29編成が821系になると予想。
あれ??
これって、415系鋼製車まるごと置き換えられちゃうのでは??
大分と鹿児島の415系合わせても25編成しかないし……。
821系が4編成多く製造されるのは、415系が4両編成、821系が3両編成であることから生じる輸送力の差を埋めるためだと考えると、新型車両の投入数は415系を完全に置き換えることを念頭に決められたのではないかとさえ思えてしまいます。
九州から415系鋼製車が消えてしまうのも、そう遠い未来の話ではないのかもしれません。